04/15 食べ頃のバナナの匂ひ雪柳 : 神谷波 04/14 とうめいなザバスの筒で飲む水のこういうことがたぶん生活 : 岡本真帆 04/13 差し込んでゐる日のひとつ筍に : 加藤かな
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【 アートな一句 −2024】2024/04/11~04/15
04/15 業平のXファイルに亀が鳴く : 桃化 04/14 <ふなっしー>の気持ち悪さの淡みどり春の電波はどこまでもゆく : 米川千嘉子 04/13 楽しくとルビある楽譜春の曲 : 須
【遊行一句 −2024】2024/04/06~04/10
04/10 春の月長(をさ)のところへ呼ばれたる : 北大路翼 04/09 嗚呼、君の代はりに身籠りたしと思ふことの心底なるは卑怯ぞ : 光森裕樹 04/08 チューリップにも定形を外す
【 タイム食句 ー2024】 2024/04/06~04/10
04/10 ひるめしにくひし筍ふたきれがうまかつたなと夜半おもひいづ : 今井聡 04/09 眺めいて誰も買はざりき晩白柚 : 古賀まり子 04/08 老婆しか食べないような食べ物の万引
【 アートな一句 −2024】2024/04/06~04/10
04/10 こんな髪質に生まれたせいだろう燃えあがる野鳥図鑑を抱いて : 平岡直子 04/09 クレヨンのぽくんと折れて目借時 : 金子敦 04/08 たわいなき君の話を聴くふりして影絵の景色をみてる黄昏 : 谷崎
日記 −0403
04/07 食句塾 春の吟行 服部緑地:公園内の集落で貸しスペース句会 桜満開、ゆったりとした空間、 梅田からも近い。花見としてだけでも 来年必ず来てみたい。 04/08 神戸わたくし美術館の三浦徹さん 2310の
【遊行一句 −2024】2024/04/01~04/05
04/05 リモコンで切ったがなんかあれなので主電源まで這いよって切る : 木下龍也 04/04 鳥帰るわれらをレジに並べつつ : 山田耕司 04/03 貝殻を拾えばそれですむものを考え
【 タイム食句 ー2024】2024/04/01~04/05
04/05 あつあつのプレーンオムレツ竜天に : 小川弘子 04/04 炭酸の抜けたコーラの言葉では伝わりすぎてしまうからだめ : 阿波野巧也 04/03 吹き抜けや四月がピザのやうに来る : 西生ゆかり 04/0
【 アートな一句 −2024】2024/04/01~04/05
04/05 たんぽぽの絮や白鳥座X-1 : 須藤徹 04/04 泣くひとを見てるしかないドトールで白い絵の具に塗り潰される : 小島なお 04/03 篠笛の尾に棲む睡魔春の調 : 河合翠胡  
【遊行一句 −2024】2024/03/26~03/31
03/31 薬まだ脳にとどまり雪柳 : 古田秀 03/30 夜半旅立つ前 旅嚢から捨てて居り一管の笛・塩・エロイスム : 岡井隆 03/29 男と男山にかくれて囲碁するなり : 阿部完市 03/28 大原女のもの