11/10 里芋が滅法好きで手を叩く : 生駒大祐 11/09 出刃包丁の包装にある赤い字の「調理の目的以外」とはなに: 富田睦子 11/08 アストロノート蒟蒻を食ふ訓練 : 佐藤りえ &n
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
「ヒノデ阿免」
飴ちゃんネタの話題にいっちょかみしたら、 早速今日の食句塾で水飴をいただきました。 「ヒノデ阿免」 あめの変体仮名が素晴らしい。 まんま割り箸くるくる、これが一番やけど、 あめ湯用に生姜までつけてくれて、 あ〜ん感激の涙
【遭遇一句 −2020】2020/11/01~11/05
11/05 洞窟の画像眺めて夜業かな : 松本てふこ 11/04 淡あはと虹のごとくに薄れつつなほも人間になりすますかな : 岩田憲生 11/03 あけび蔓引く青天を手繰り寄せ : 内藤吐天
【 タイム食句 ー2020 】2020/11/01~11/05
11/05 ふたりしてえびの素肌にまとわせる片栗粉 だいすきよ、バイバイ : 笠木拓 11/04 唐辛子ばかりの鍋の見えにけり : 西村麒麟 11/03 うまいもん食べよるときに笑わんと表情筋
【遭遇一句 −2020】2020/10/26~10/31
10/31 この世をば どりやおいとまに 線香の 煙と共に はい左様なら : 十返舎一九 〜辞世 1831 10/30 耳に血の集まるときを鰯雲 : 曽根毅 10/29 飛行士の足形つけてかが
【 タイム食句 ー2020 】2020/10/26~10/31
10/31 蕎麦屋への道を一本まちがえり : 広瀬ちえみ 10/30 両耳のふさがれてゐてほのしづか信ずるといふ蔓を甘嚙み : 小池純代 10/29 栗菓子の箱に一年分の紅 : 河辺果風 10
<のん句会>2回目
<のん句会>2回目。 初回は有馬吟行。 そのメンバーで夏の真っ盛り、 津山で開催の<三鬼と三郎展>に。 (西東三鬼と太田三郎) その時に吟行はできなかったので、 今日、世沙弥に場所を移して第2回の句会を。 ほぼ初心者が2
【遭遇一句 −2020】2020/10/21~10/25
10/25 どのをんなにも匂ひのなかつたことをめうにおぼえて退院 する : 平井弘 10/24 短夜や人にふたつの水晶体 : 小暮陶句郎 10/23 あふみの海磯うつ浪のいく度か御世にこころを
【 タイム食句 ー2020 】2020/10/21~10/25
10/25 秋風や痢してつめたき己が糞 : 飯田蛇笏 10/24 もの言わず朝より食わずいる一日亀が沈みてゆきし幽明 : 伊藤一彦 10/23 梨を剥くひびきは部屋を剥くひびき : 鴇田智哉