12/10 射ゆ猪鹿(しし)を食して狂女となりにけりのちの晴天あれども見えず : 山中智恵子 12/09 缶切りの一周さびし冬の夜 : 対馬康子 12/08 宴はててひとり地下道に潜り込むわが
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【遊行一句 −2021】2021/12/01~12/05
12/05 女装した三毛猫われは日比谷線車内にねむる終点までを : 栗木京子 12/04 セーターに松葉が刺さる帰らねば : 大塚凱 12/03 冴えかへる星空がわが耳なれば耳から手のでて鍵盤
【 タイム食句 ー2021 】2021/12/01~12/05
12/05 闇鍋に闇どばどばと注ぎ足しぬ : 抜井諒一 12/04 観賞用鯨飼いたしふたつ三つ丼にあおく泳がせ : 松村由利子 12/03 ひといきに葱ひん剥いた白さかな : 柳家小三治 &n
食句塾 年間大賞の選考会
食句塾 12月 1部は通常の例会 2部は年間大賞の選考会。 三次選考まで残った17句を全員で選ぶ。 もう20年、よく続いてるもんだ。 今年はコロナで 例会も何回か休み。 吟行も全く無し。 忘年会も無し。 なんたって<座の
びび句会 他
11/30 びび句会 12/01 水島太郎展 @MU 12/01 A&W 福田武 断捨離展 12/02 中村吉左衛門 死亡 ・・・・・・・・・・・・・・ 句会:耳の不自由な方、初参加 太郎:十牛
【遊行一句 −2021】2021/11/26~11/30
11/30 鷹の眼をもつ若者とひとつ湯に : 能村登四郎 11/29 梅田高層の光は萎えて淀川の面の皮あつしと気づく : 桃化 11/28 短日のピアノ噛んでいた子供 : 長嶋有 11/27
【 タイム食句 ー2021 】2021/11/26~11/30
11/30 あけぐれは神々のつどふ時間にて畑にましろき大根ならぶ : 小島ゆかり 11/29 大根引き大根で道を教へけり : 一茶 11/28 一人にて酒をのみ居れる憐れなるとなりの男なにを思
【遊行一句 −2021】2021/11/21~11/25
11/25 「月はひとつ影はふたつ」と謡ふ愛の答へならからだで掴むまで舞ふ : 松本典子 11/24 フルネーム呼ばれ枯野に立っている : 岡田由季 11/23 土俵とふ円き領土を争(すま)ふ
【 タイム食句 ー2021 】2021/11/21~11/25
11/25 牡蠣啜るするりと舌を嘗めにくる : 坊城俊樹 11/24 わたしにもキウイにも毛が生えていて刃を受けいれるしかない身体 : 田村穂隆 11/23 野兎のとても煮られて血のソース :
【遊行一句 −2021】2021/11/16~11/20
11/20 旅客車に眠るふたりや桃青忌 : 町田無鹿 〜陰暦10月12日(11・16ごろ) 11/19 形なき猫を抱けばあたたかい袋の中に骨が動いた : 奥田亡羊 11/18 セーターは手洗い