文楽、歌舞伎の人気狂言のほとんどは <殺しの美学> 近松、南北、黙阿弥を傑作に仕立て上げたのは、 近世日本人の残虐な心性にある。 凄絶な殺戮美学が上位で、 スプラッター的な血まみれドタバタは あれはちょっとね、なんて。
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「仮名手本忠臣蔵」五段目より七段目まで
通し狂言は通しで観るから よおわかって面白い、というもんでもない。 「仮名手本忠臣蔵」五段目より七段目まで 春がつまらんかったので今回はパス、してもよかったが、 こんな時は非常に面白いのだ。 五段目・二つ玉の段 〜急ぎ行
真山隼人
マイナー中のマイナー、浪曲の世界に新星。 真山隼人(三味線・沢村さくら) 去年、文化庁芸術祭新人賞も獲って、 じわじわ、きてるよ〜 NBA が八村塁で一気に話題になったように、 浪花節も・・・。 この日の演目は、雨月物語
新聞記者 : 河村光庸
ここ数年、恐れているのは政治よりも ジャーナリズムの崩壊、腐敗、腰砕け。 テレビ、新聞、週刊誌に、もはや中国や北朝鮮の 国家統制を他所ごとと呑気に笑っていては首筋が寒い。 映画は自由か。自由であって欲しい。 それは楽観的
ディミトリス・パパイオアヌー
セクシァルで哲学的で グロでミニマルで荘厳で 危険でクリア。 現代の黙示録はあらゆるジャンルを越境し ユーモアに溢れている。 笑いをこらえるのが大変。 ワンシーンワンシーンの イメージ細部が緻密で凄いよ。 ディミトリス・
ナオユキ @ 世沙弥亭寄席
ナオユキ @ 世沙弥亭寄席 3部 構成 それぞれ50分。 喋りっぱなしの150分。 ネタがダブらないのが、もう凄い。 2部、3部、ナオユキ初体験の女性が どツボにハマって、さあ大変。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
桂雀太、上方落語若手噺家グランプリ
桂雀太、グランプリ獲得。 おめでとうございます。 <第5回 上方落語若手噺家グランプリ決勝戦> 今夜 9人の勝ち残りが競演。 21時に結果発表でした。 雀太さん、<粗忽長屋>のネタで獲れたのもよかった。 世沙弥で寄席をや
藤蔵と織太夫 「菅原伝授手習鑑」
小学生と一緒に文楽。 大阪、すごいよ。 「菅原伝授手習鑑」 同じ演目を期間中に4組の異なる演者がやる。 藤蔵と織太夫の組み合わせを選ぶ。ここのところ このコンビで続けて聴ける。有難や。7月もあり。 「五条橋」の竹本碩太夫