02・20 黒鍵に一度も触れずに弾ける曲 水底の石に届くといいね : 土居文恵 02・19 猫柳とかおそろひのスタッフTシャツとか : 小川楓子 02・18 極楽にライブハウスはあるかしらただ
<遊行一句 −2027> 2027/02/11~02/15
2027/02/15 パンジーが幕府をひらけさうですね : 土井探花 2027/02/14 雪とけてくりくりしたる月夜かな : 一茶 2027/02/13 あらうことか朝寝の妻を踏んづけぬ :
<遊行一句 −2026> 2026/02/11~02/15
2026/02/15 地雷原ゆき独身をふと悔ひぬ : 神生彩史 2026/02/14 会いたきといふ感情もすでに恋なのかな 同じ夜を眠る犀 : 睦月都 2026/02/13 鳥交る天のふるへて
<遊行一句 −2025> 2025/02/11~02/15
02・15 あかあかとイラクの石油焚きながらわれらのこゑは戸外に洩れず : 小池光 02・14 鴨がゐるゐなくなつたらどうしよう : 西生ゆかり 02・13 ぬげぬ皮膚のうちがはふかくつかむべ
<飲食一句 2027> 2027/02/11~02/15
2027/02/15 白魚の目のごちやごちやに盛られけり : 斉藤道子 2027/02/14 桜餅彼奴の遅刻に諸説あり : 仮屋賢一 2027/02/13 春めくや在来線でかしは飯 : 倉田明
<飲食一句 2026> 2026/02/11~02/15
2026/02/15 新生児並べるようにタッパーへ夜のしじまへご飯を分ける : 穴根蛇にひき 2026/02/14 白魚飯をとこ一生素顔なる : 栗原修二 2026/02/13 マヨネーズ頭の
<飲食一句 2025> 2025/02/11~02/15
02・15 七味より弾む麻の実春隣 : 栗原修二 02・14 食卓に飛び乗る猫をそういえばもうたしなめたりしない僕らだ : 仁尾智 02・13 葱二本太いのとちょっと細いののと : 行方克巳
<アートな一句 2027> 2027/02/11~02/15
2027/02/15 青き踏む地政学など流行る世の : 波戸岡旭 2027/02/14 筆の遺書ならば忘れ易からむ : 林田紀音夫 2027/02/13 役者絵は写楽がよろし梅二月 : 和田華
<アートな一句 2026> 2026/02/11~02/15
2026/02/15 紅梅にみぞれ雪降りてゐたりしが苑のなか丹頂の鶴にも降れる : 前川佐美雄 〜『捜神』 2026/02/14 信楽の狸の向きを変へて春 : 西村麒麟 2026/02/13
<アートな一句 2025> 2025/02/11~02/15
02・15 あゝこれは柔道の耳もがり笛 : 大島雄作 02・14 鯨の世紀恐竜の世紀いづれにも戻れぬ地球の水仙の白 : 馬場あき子 02・13 春近し打ちて粗忽の金の釘 : 松本英夫 &nbs