文楽劇場6月公演の特徴は 同じひとつの演目を4つのチームが競う。 午前と午後、日程の前半と後半 選ぶのは、呂勢太夫と藤蔵。 『卅三間堂棟由来』 柳の精と人間の男の異類婚姻譚である。 幽玄と妖艶のあわいを行き来する呂勢の
【遊行一句 −2021】2021/06/01~06/05
06/05 自転車に昔の住所柿若葉 : 小川軽舟 06/04 戀人の逢ふがみじかき夜となりぬ茴香の花たちばなの花 : 與謝野晶子 06/03 噂では蛍になりし人のこと : 森敏子 〜「飛花落花」兄・高倉健の
【 タイム食句 ー2021 】2021/06/01~06/05
06/05 棚の奥の豆の缶詰あのひとの好みを捨てる賞味期限切れ : 知花くらら 06/04 妻留守の完熟トマト真二つに : 山中正己 06/03 助けてと神を呼ぶため腹痛は時々起きる燃えかすの
聖徳太子と法隆寺 @奈良国立博物館
・この面構え 行信僧都坐像(国宝) ・聖徳太子二才像は二躯あり 楽しめるよ。 ・塑像の羅漢群像 苦悶の奈良時代リアリズムが凄絶。 これらも国宝。 見応えあり。 国宝の玉虫厨子、夢違観音、 平日の4時ごろがオススメ。
植松奎二 : 個展の図録
〜みえないものへ、触れる旅が 出来れば幸せです。 植松奎二さんの芦屋美術館での 個展の図録が出来上がってきました。 六つの章からなる美術エッセイは 人間と美術と科学の 出会いを語り、 浪漫あふるる詩篇のようです。
石内都 展 @大谷美術館
失われた時をもとめて、 記憶や気配はさまざまな 肌理の表情で迫ってくる。 <ひろしま><フリーダ・カーロ>のほか、 今回は映像<Naked Rose> 薔薇の肌理は人間、動物、植物を超えた 根源的生理を顕わにした。 #i
【遊行一句 −2021】2021/05/26~05/31
05/31 抱きつきたる死ぎはの遘合をおもへばむらむらとなりて吾はぶちのめすべし : 斎藤茂吉 〜『石泉』 05/30 足場からFMラジオ梅雨晴れ間 : 藤田俊 05/29 若松の芽だちの緑長
【 タイム食句 ー2021 】2021/05/26~05/31
05/31 さくらんぼ踏めば潰れて夏来る : 遠藤梧逸 05/30 戦争よやあねいやあね水槽に金魚の餌をこぼせば匂う : 野口あや子 05/29 新茶の香真昼の眠気転じたり : 一茶 05/28 納豆のお
これからスタートする人たち
近々蕎麦屋を開店するYくんの新店舗を見せてもらう。 Mさんから来年出版予定のエッセイ集の原稿を 見せてもらう。 これから何かをスタートしよう、 こういうシーンはいいなぁ。