世沙弥の内庭に展示(放置)している人体が さながら『九相図』の段階に入りはじめた。 六甲ミーツアート2012 ポスターにも採用された加藤泉の立体。 この後、21世紀美術館に貸出を経て、 世沙弥の庭に。 設置条件は、全て屋
【遊行一句 −2022】2022/11/06~11/10
11/10 曇る空の下に行き逢へるひとと吾と無言に狭き道譲り合ふ : 安立スハル 11/09 跳箱の突き手一瞬冬が来る : 友岡子郷 11/08 石巣より石巣にとびて鳥首の重かりきわが狂心(たぶ)るる自由 : 山中智恵子
【 タイム食句 ー2022 】2022/11/06~11/10
11/10 潤目鰯とてもみじかい祈り : 小川楓子 11/09 乳と蜜の流れる地なく人類は大豆ミートに未来を託す : 松村由利子 11/08 れんこんのなおも企む白暮かな : 岡本知昭 &nb
メモ 11月 −02
* ホムンクルス = 小さい人。ヨーロッパの錬金術師が作り出す人造人間 * 生成り * 一日何もしない * 益体も無い * 中途半端に * 仍て件の如し(よってくだんのごとし) = そこで前記記載の通りである * 勢い
食句塾 11月席題大会
食句塾 11月席題大会 *タッパウエアーのような部屋 *ミサイルと蒼天わたる鳥 *脹脛と冬うらら ザムザ・パゾリーニ・羽釜・箍が外れる・バスセンター
訪れは音連れ
残響1秒に設計された空間では、 波紋音(ハモン)のミニマルな音のゆらぎが ふくらみを孕んでつぎの音をまねきよせる。 さながら、天空から大海からの客人(まろうど) の訪れに立ち会う瞬間。 訪れは音連れ、と折口信夫は解く。
【遊行一句 −2022】2022/11/01~11/05
11/05 うらを見せおもてを見せて散るもみぢ : 良寛 〜良寛74歳(1831) 辞世の句 11/04 眠るひとを見るのが好きで見ておけばつくづくと眼は球体である : 大森静佳 11/03
【 タイム食句 ー2022 】2022/11/01~11/05
11/05 深秋の街より帰り姉さんと呼びたき大き柿ひとつ食む : 小島ゆかり 11/04 ジョブス死す欠けし林檎に露の玉 : 西澤日出樹 11/03 背高の鳥の停止してをりて不可思議のときわれの晝餐 : 森岡貞香 11/
メモ 11月 -01
* 準える=なぞらえる * 踠く =もがく * 虔しい=つつましい * あおぐ=あふぐ * なからい=人間関係 * なまなかな=生中・生半 * 敗れつづけている