うめだ文楽と中之島文楽は、 初心者向けの短い演目と、 演者も若手がメイン。 ところが今回は織太夫と藤蔵。 おまけに二人のトーク。 玉佳は玉男の左遣い、 豪華贅沢な三業でした。 曲輪文章 吉田屋の段 #扇屋夕霧
『MINAMATA』
石牟礼道子が水俣をテーマに創作能『沖宮』の脚本を。 (能装束は志村ふくみ) 改めて『苦海浄土』を50年ぶりに読み直した。 ジョニー・ディップが『MINAMATA』を映画化。 先立って土本典昭監督作品の特別上映。 50年前
【遊行一句 −2021】2021/09/26~09/30
09/30 レスラーがグレコ・ローマンのほろにがき対位法 月、枇杷色に満つ : 塚本邦雄 〜感幻楽 09/29 秋しぐれ新撰組のようにくる : しなだしん 09/28 沈黙の底にころがるされか
【 タイム食句 ー2021 】2021/09/26~09/30
09/30 さんま焼くけむりのなかの一人かな : 万太郎 09/29 ざく切りのキャベツちり敷く受け皿にまづバラが来てズリ、皮、つくね来 : 山下翔 09/28 柿ひとつ空の遠きに堪へむとす
9月尽:総裁選
雑記 1)総裁選:菅退陣 河野太郎を若手支援で決まり、と思いきや 安倍・麻生が手練手管の戦略で岸田を勝たせた。 政治とはこんなものか、日本とはこんな国かと。 2)ゴルゴ13のさいとうたかを死亡。 膵臓がん。84歳没 3)
TTR能プロジェクト<観世と宝生の流儀の違い>
久々の能舞台。 2、3年ぶりに能に足を運ばせたのは、 たぶんこの小説を読んだからだろう。 『世阿弥 最後の花』藤沢周・著 謎とされる佐渡流刑。 その晩年に時を絞って、世阿弥の幽玄に迫る 生き方が再創造されて刺激的である。
空白 : 吉田恵輔
ヒメアノールの吉田恵輔の新作。 蔓延する怒りと謝罪の日常。 これが単純にカフカやカミュの不条理に タグ付けできればいいのだが、 どうやら日本社会はもどかしく納得づくで 繰り返される。プロデューサーは河村光庸 #空白
【遊行一句 −2021】2021/09/21~09/25
09/25 月光が釘ざらざらと吐き出しぬ : 八田木枯 09/24 粘菌学者南方熊楠今の世に在ればコロナに迫っているか : 道浦母都子 09/23 ごてごてと草花植ゑし小庭かな : 正岡子規
【 タイム食句 ー2021 】2021/09/21~09/25
09/25 土偶のやうなひとをゆめみぬそのひとの地球を啜るやうな唇 : 渡辺松男 09/24 歯を抜きし顔の笑へば秋の風 : 前澤宏光 09/23 撫で上げてゆく風のなか揺り椅子に咽喉(のんど