赤ユリ:金理有 紫陽花:川端健太郎 半夏生:隠崎隆一 姫射干、白山木、梨の花、躑躅、山法師、石楠花・・・ 順に世沙弥の庭に咲きついでくれるもの、 気まぐれに活けています。
<蕎麦第一世代>
蛍狩りに誘われ亀岡へ。 ここに30年前に通った蕎麦屋がある。 当時は関西うどん圏という差別に耐えて、 <蕎麦第一世代>。雑誌特集でわずか数軒の 本格派がデヴューした頃。 数年して一気に次世代、第三世代となって今は 第七世
【遭遇一句 −2020】2020/06/11~06/15
06/15 肺ふたつ葉をひろげをり立ち枯るるあぢさゐよりも暗き歓喜に : 吉田隼人 06/14 ゆりの花生(いけ)ればあちらむきたがる : 各務支考 〜蕉門十哲、「続猿蓑」の編集協力。 06/
【 タイム食句 ー2020 】2020/06/11~06/15
06/15 麦飯や昔日本に社会党 : 加藤静夫 06/14 疲れた者同士だまって食べおれどラーメンの器を一度取り換える : 花山周子 06/13 押しのけるやうに青梅太りけり : 清水良郎 &
・山上憶良の子等に枇杷の種 : 三甫
コロナ3密、歌仙はネットでできるが、 句会はアウト。4、5が中止で 3ヶ月ぶりの<食句塾>6月例会。 あみだくじで決めたお題が<山> ・山上憶良の子等に枇杷の種 : 三甫 登山靴、山法師、天王山、と出揃ったが、 山上憶良
大東真也 @枯山水
<存在の耐えらえない軽さ>の皮肉。 首吊りのまま溶解され、 <自身の重さに>呪われたごとく歪んでいくガラス瓶。 今回の舞台は枯山水だ。 禅問答の公案を仕掛けられているよう。 大東真也 @A-Lab Artist Gate
『生命式』
陰翳礼讃。 「人毛の燭台」が 1/f の揺らぎで幽かな影を生む。 それが表紙カバーになった。 『生命式』 優しく狂ってなまなましくリアル。 アートと物語の出会い。 この短編集を読まない選択は無い。 アート:高橋涼子 小説
【遭遇一句 −2020】2020/06/06~06/10
06/10 大雷雨鬱王と会うあさの夢 : 赤尾兜子 06/09 世の中を何にたとへん朝ぼらけ漕ぎゆく舟の跡のしら浪 : 沙弥満誓 〜鴨長明「方丈記」で引用 06/08 金魚から糞が離れてゆく薄
【 タイム食句 ー2020 】2020/06/06~06/10
06/10 食べ物なんだたべものなんだおまへ考へてたら食べられないよ : 平井弘 06/09 朝焼や路肩にぽつん冷奴 : 高田亀歩 06/08 飲み会も歓迎会もなくなりてドウダンツツジの芽がつ
奈良県美は大橋コレクション
個人のアートコレクターは悠久の山脈のごとく 時代を超えて繋がって存在してるんだと。 一年前の兵庫県美の山村コレクションには 思わず這いつくばってしまうほど恐れ入りましたが、 今回の奈良県美は大橋コレクション。 (もちろん