おうろん屋さんで歌仙の打ち上げ。 三吟ですでに八巻目。 挙句(36句目)の果ての グダグダ呑み会がクセになって性懲りもなく。 首尾(起首・満尾)よくいけば酒がうまいのだ。 名残表 鰹節削りし父をいま真似る 酔象
片桐功敦の活け花は活け魂
汚染土壌のフレコンバッグを突き破って 大地の春が憤怒となって笑いころげている。 片桐功敦の活け花は活け魂だとおもう。 2012年、六甲ミーツ・アートを ドタキャンした経緯はなんだったんですか? 花の姿で5年の時間をかけて
通天閣が酔っ払う
人間が一本の管として、 うごめいてる狂気があふれでないように 毎朝ネクタイで上を締め上げて、 夕方ゆっくりゆるめて調節できる人が社会、イン。 それが下手な人はとりあえずアウトサイダー。 釜ヶ崎はそんなアウトのトポスで、
「くしかつの会」 ABCホール
春蝶。 ガイコツ、ギョロ目、酒飲み。 権威を罵倒する毒と落魄感をにじませて大好きな噺家だった。 早くあの世へおさらばして、その息子がもうこんなに。 三代目春蝶、切っ先鋭いナイフをちらつかせてる。 上方落語に熱気ふたたびを
【 タイム食句】 03・26〜03・31
3・31 はやき死を待たるることのさはやかに三月の芹スープにうかぶ : 塚本邦雄 〜〜草枕夢魔が抱っこのオフィーリ 3・30 春の昼不幸なやかん丸見えに : 攝津幸彦 〜〜しりあがり寿回転す 3
栗原幸一 写真展
昭和30年頃の大阪天満。 干上がった堀川に河童、がたろが 長靴で川底の廃品をあさっていた頃、 橋のねきの自転車屋さんに小僧さんがいた。 ふつうに番頭はんと丁稚どんと呼んでいた時代。 自転車屋さんは自動車修理会社になったけ
窓からコインランドリーがみえる
春雨に灯る自販機濡れて立つ 通い慣れたビストロがしばらくお休みに。 通りに面した大きな窓から、 コインランドリーがみえる。 都会のややお疲れ気味のくらしを 3時間で切り取ったドラマがはじまる。 毎回違った主役が違った物語
『態変』ニライカナイ
『態変』ニライカナイ 初っ端から爆音が襲いかかる。 ノイズ・ミュージックと環境音楽が交互に、 テルミン、沖縄三線、ラップ・・・ ニライカナイの巫女に憑依する舞踏。
片桐功敦 堺ルネサンス @ 黄梅庵
片桐功敦 @ 黄梅庵 利休の竹花入から湧き出してこぼれる椿。 仁徳天皇陵出土の巫女埴輪に狂ひ咲く花々。