マンゴーに燕の巣をいれて30分蒸し上げたり、キャロ ットスープにふかひれをしずめたり斬新なシェフ周中さ んの『白金亭』。冬瓜に鴨肉、春雨などをつめた鮑仕立 て。飛び子をちらせた炒飯。いやしんぼの目と舌が興奮。
ごまやんの着ぐるみ初デビュー。中之島まつり『キャラ クタースタジアム』でエースコックの豚キャラなどに混 じってダントツに人気者。誕生日はもう8年前。名前募 集で<ごまやん>のベタイメージが嫌やったのに今最高。
新製品『ごま若葉青汁』。ありそうでなかった画期的な 素材。いままで<胡麻の葉>といっても<えごまの葉> であるかそれともゴマの実を収穫したあとの廃棄対象の 葉っぱ。新鮮なゴマ若葉そのものに着目したのは世界初。
『レオナルド・ダ・ヴィンチ 解剖図集』入手。漠然と 骨格と筋肉をイメージしてたけど血液、神経、精子まで の執念に仰天だぁ。「爆弾を抱くここちして抽出の奥 ダ・ヴィンチの解剖図鑑」。30年前の自作短歌が蘇生。
仲良おしてる魚屋のおっちゃんに「おいしい店おしえて ぇや」。十三ガード下の『すし屋台』は桜鯛の白子筆頭 に旬のネタが豊富。チーズと胡麻味噌サラダ、エシレバ ターのさざえと一品料理もそそる。なんちゅうても安い。
『バベル』。モロッコ、メキシコ、東京の砂漠三都物語。 <もののあわれ>をテーマにまわしていく歌仙のよう。 音楽のアコースティックギターが琵琶の旋律に聴こえて くる。個々の断簡を手繰りよせたら、さらに儚いお話が。
『自壊する帝国』佐藤優。こんなおもろい本読んだらも う小説は読まれへん。ソ連の政治家も宗教者も筋の通ら ん人物はぶった切り。哲学者であり現実の行動者である 怪物・佐藤のぶれへん生き様がふやけてしもた日本粛正。
笑福亭鶴瓶の落語。まづ入りからはんなりした仕草。枕 で爆笑おばちゃんネタから己の夫婦ネタへ。すっと「厩 火事」へ。聴く方は題を知らされてへんからここで計算 しつくした一席の仕立ての上手さが解る。鶴瓶を聴こう。
ギャラリー縄の尾崎さんは変わりもんで、呼んでくる作 家もけったいな魅力のある人ばっかり。松原賢作品展の 案内状をみた一瞬ピ〜ン。鉄、ベンガラ、墨の素材で彫 刻から巨大壁画とスケールもでかい。風化に耐えるもの。
『犬吉猫吉』『『いぬプラス』の表紙モデルにもなるペ ット界の大スター、プードル<マーメイド>ちゃんが飼 主の藤井さんと和田萬店頭に。高貴なグレーの毛並みが つややか。何食べてんの?黒胡麻のおかげやわん、わん。