09/30 秋の夜の漫才消えて拍手消ゆ : 西東三鬼 09/29 わが父母もそのまた父母も肉の誘惑のこどもゆゑ骨の淡紅 : 笹原玉子 09/28 欠伸して鳴る頬骨や秋の風 : 内田百間 09/
【 タイム食句 ー2022 】2022/09/26~09/30
09/30 母よ口あきたまへすずしくなまぐさくヴァチカン宮殿の廚見ゆ : 塚本邦雄 〜『緑色研究』 09/29 大白桃妄想森の如くなり : 永田耕衣 09/28 不審火のような月の夜 鹿を見て
『ヘリオガバルス』 または戴冠せるアナーキスト
『ヘリオガバルス』 または戴冠せるアナーキスト アントアンアルトー 多田智満子=訳 澁澤龍彦のエッセイをかじって以来半世紀にして、 やっと読了。 鈴木創士、アルトーの繋がりだが、 今回は多田智満子を選択。
『小さな径の画』小林久美子
『小さな径の画』小林久美子 31音の短歌集であるが、 全編3行か4行に書かれている。 霧を纏った静謐な詩集の装い。 1行棒立ちで31音が暴力的に迫ってくる 現代短歌の群れを思えば、 このような形式がごく普通に何割かはあっ
【遊行一句 −2022】2022/09/21~09/25
09/25 (誇りひとつ「嫌なガキ」と思ひはしても生徒を憎んだことだけはなかった) : 森田平 09/24 偽物のドラえもんかな薄い青 : 竹井紫乙 09/23 ボケ(夜勤明け)とツッコミ(早番)がぼそぼそ喋る未明の公園
【 タイム食句 ー2022 】2022/09/21~09/25
09/25 楽園を出ず林檎に話しかけながら : 青山茂根 09/24 酒場とは路側帯なり飲みをれば時がびゅんびゅん頬をかすめて : 田村元 09/23 飯だけを飯だけで食ふ今年米 : 田桐美
もろもろ
コモディティ化:: 市場参入時に、高付加価値を持っていた商品の 市場価値が低下し、一般的な商品になること ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ トーテミズム:: ・祖先神であるトーテムを軸とした宗教
ランボー・アルトー・ジュネ
ランボー・アルトー・ジュネ テーブルに並べて、 しんどくなったら次にうつるというペース。 合わせて、 エゴンシーレ とジャコメッティが かさなってくる。
宮崎郁子 : エゴンシーレ へのオマージュ
エゴンシーレ へのオマージュ、 シーレの世界に生きる人間たちに息を吹き込んだ 宮崎郁子さん。 岡山のアトリエから世沙弥はすぐなんですが、 コロナで3年越しに初顔合わせ。 本家チェコのシーレ美術館でも個展を開いた実績。 現