現代アートと俳句は相性がいい。
<軽み>であり、社会を切り取るウィット。
俳句の面白さは<座の文芸>にあって、
句会であり、吟行であり、他人とワイワイいいながら
句が立っていく。
今回は座の連衆に美術家が加わったわけだ。
光、色彩、音、映像、をテーマにする現代アートが
言葉をも取り込む試みはあるが、まるまる<俳句>を
テーマに格闘するのは難題。
単に絵画をみて俳句にするのが退屈なように
俳句を与えられてそのイメージの
立体をつくっただけではつまらない。
極めてクオリティの高い美術が繰り広げられ、
ひとつちがうステージのコラボ展のモデルとなっている。
俳人:坪内稔典、岡村知昭、小倉喜郎ほか多数。
美術家:今村源、長野久人ほか多数。
『俳句と美術のコラボ展』in 篠山
篠山市後川小学校跡 〜10・2まで