和菓子屋さんの十割そば

・・・和菓子をよりおいしく召し上がって戴くために
蕎麦をはじめました。

いやいや、酒さえあれば甘いもんなんか。
しかし、茶の湯でいえば茶会の席でまずは懐石、
さんざん食べて呑んでの亭主とのやりとりの後で、
主菓子と濃茶をいただくことを考えると、
あながちこれが蕎麦打ちの邪道ともいえんか。
そんな好奇心から。

シンプル。十割のもり。
つけ汁のコク。たっぷりの蕎麦湯。
そのあとに、和菓子。
この日は、淡い青紫蘇饅頭。
手土産に若ごぼうの砂糖菓子。