歌集『医局の庭』 : 菊野恒明 2009年6月1日 taizo セサミ日記 「階段をのぼりてここに来たるかなくだりて来たるとも 思いけり」「わずかなる余白のごとき窓あれば双眼鏡を 医局に置きぬ」。巻頭二首が睡眠前の脳に残ったせいか 目覚めに読み継ぐ。花腐しの雨をみるような年齢がある。 菊野恒明 http://kitanoikyoku.web.fc2.com/