筍のシーズン。
剥きすぎて食いすぎて身体中がかゆいよお〜
<雪中の筍>という親孝行の故事がある。
そのモチーフがつかわれている『本朝廿四孝』が
玉助の襲名披露。
文楽のたのしみを太夫と三味線に特化しているもんで
ほとんど人形を見ない癖がついている。
玉助をじっくり。人形をみないで遣い手をみる。
玉助、玉佳、一輔らの世代に変化の期待がある。
『義経千本桜』
幕があくと舞台正面に
三味線九、太夫九、
十八人の肩衣・袴が鮮やかな桜色。
みごとな桜吹雪。
吉野千本桜のヴァーチャルリアリティ。
もうこれをみたから、
あしたからの造幣局の<通り抜け>はやめとこう。