山脇道子
『バウハウスと茶の湯』
バウハウス:予備課程での
カンディンスキーの週一の授業や
専門コース・織物科の授業の詳細が
図版(全部で180点)で紹介されている。
これは興味のないものでも惹きつけられる。
バウハウス、茶の湯、民芸、普段遣いのなかにも
極限まで無駄を省いた先に残る調和。
100円ショップにも存在感を示すものはある。
道子さんのコメントに
「 最近は、合理主義、機能主義の中にも
わずかな「 間」が欲しいという気持ちが
生まれています 」
この<あわい>こそが日本人の美学の
究極のポイントですね。