談春 ”宮戸川”も、いきなりはいる

「半七さん?」。いきなりはいる。「おや竹じゃねえか」。

”ねずみ穴”でもいきなりはいる。ズームアップで導入

を決める。人物がくっきり浮かぶ。談春は演出家意識を

鮮明に打ち出しいつも覚悟の坐った男の色気を発散する。

『第十回 船場上方咄の会『 御堂会館
文三(七度狐) 談春(宮戸川) 春団治(いかけ屋)
福笑(大道易者) 三枝(赤とんぼ)