映画『大阪の宿』で50年前のこのあたりを再発見

『大阪の宿』 監督・五所平之助 :
http://movie.goo.ne.jp/dvd/detail/D112183948.html

和田萬は菅原町にある。天神橋と難波橋の間。
今は消えてしもた太平橋のあたり。
まさにここで撮影された映画。1954年。
向こう岸に中之島公園をみて、川のはたで洗濯している
シーンに、記憶はあざやかによみがえってくる。

当時、なんとこの川でゴマを洗ろおてた。
ムシロにゴマをほして、それを生業にしてた。
こまい商いや。
丁稚が夕方になったら、中之島まで泳いでた。
まだよお泳がれへんボクは、夕陽に抜き手をきる姿が
まぶしかった。

個人的な感慨は別にして、この映画は”つれこみ宿”を
舞台に大阪的悲哀が巧みにうかびあがってくる仕掛け。
久保田万太郎の監修で、おんな達の肌理がちがう。

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◆男になぜ乳首が存在するのか?
     >>男というのは<複製された女>だから。

  人は本来、女になるべくして発生するが、途中で
  男性化遺伝子の作用を受けることで、脇道にそれた
  場合に、男になる。
  元からのデザイン上、乳首が残ってるんですね。