『銀山そば』に蕎麦湯を所望する

播磨屋本店 生野総本店 :
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茅葺屋敷のしつらえや天皇崇拝など、
この名店はいろんな意味でおもろい。

この食堂での『本手打ち銀山そば』について。
この空間でこのだし方をされると、鶉の卵や
デザートのメロンは邪道でもなく、ひたすらお客様を
もてなす精神が伝わる。
そこで一点だけ。いっこうに待っていても蕎麦湯がでない。
朝一番の入店で、客への気配りはこちらだけの状況。
とすれば、蕎麦湯はださない方針か?
「蕎麦湯ありますか?」するとすんなり「はい、ございます」。
この後、時間がかかる。???
おもむろに高級な蓋付き塗椀が運ばれてきた。
最後に残ったそばつゆを蕎麦湯でわって飲む目的である
から、お椀から蕎麦ちょこに移そうとすると
ボタボタ、ビショビショ。
蕎麦湯所望は御法度なんかな?

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◆麗子の娘麗子に似たる不思議なけれど
  ふたり向き合いて虫食う /  和田大象