「ルース・エドガー」

コロナが収束時期にまだ向かう前から
アメリカに発生したBLM (Black Lives Matter)。

「ルース・エドガー」がこのタイミング。
2019年制作・監督:ジュリアス・オナー

緻密に複雑にサスペンスに構成された脚本。
人物像が何回もドンデンドンデンにひっくりかえり、
翻弄されるのは周りの登場人物とともに観客。
そのうちに遠国の黒人問題ではなく、
ネトウヨ、在日、障害者、己に潜在する差別意識が
苦い汁でジワリジワリ。バイアスは無いと言いたい
日常が根底から問われる。