食句塾季刊誌がもう29号。批評に時間がすくないので
今回から句会とは別の会合をもつことに。
歴史上どんな英雄豪傑、哲人天才、IT勝者であれ、
人間の営為などたかがしれている。名誉も財産も
それがなんやねん、はだかになったら只の男やない。
その卓見と、なお只の男にたいする軽蔑ではなく、
慈しみにあふれた愛の目線がある。
・春陰やビル解体の水細し / 弥華藍
・沼杉のてっぺんにある思案かな / 菜摘
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◆溜め息を解凍したら臭かった / 杏