『罪の声』

35年前の<グリコ森永事件>。
私の生業である胡麻の製造業も
大手菓子メーカーとの取引関係は深く、
大胆不敵な劇場型犯罪に、異常な興奮を伴う
困惑の毎日が続いていた。
この事件をモデルにフィクションとして
犯行を詰めていく『罪の声』が出た。
現実社会を踏まえた鮮やかな謎解きに
舌を巻いた。
今回はその映画化。
犯罪テープの声の子供3人の内のひとり、
脇役の宇野祥平の登場で一気にこの映画が
引き締まった。