長谷寺 朝の勤行


仁王門から長い長い登廊(のぼりろう)
を経て本堂に入る。
長谷寺の朝の勤行がはじまる。
十数人の僧侶の一心不乱の読経。
太鼓と鐘の激しいリズム。
観世音の細胞までが粒立ってくる。
その後僧侶全員がぞろり舞台へ移動され、
周囲の山や神社などへ遥拝。

宗教意識よりも、生命原初的高揚が
湧き上がってくる。

十一面ぎゃあていぎゃあてい春の雨