ロームシアター京都での文楽は
珍しい演目二本。
「木下蔭狭間合戦」
87年ぶりの復曲奏演の藤蔵。
桶狭間の合戦で腹切り、喉刺しで
後半の雄叫びたるや。。。
三味線の皮が破れることも予想して、
最初から脇に控えの一棹が置いてある。
「端模様夢路門松」
勘十郎が30歳の時に書いた新作文楽。
新作を4本書いている。
歌舞伎に比べ文楽はここ10年間でも
杉本博司や三谷幸喜の新作がたま〜にやるぐらいで
旧態依然。
勘十郎が引っ張っていくトップランナーの存在。
3/14には、森村泰昌と勘十郎(さらに平田オリザ)
<人形浄瑠璃事始め>
今回企画のスーパーバイザーの木ノ下裕一。
70分浄瑠璃を語りきった最若手、竹本碩太夫。
文楽の世界の爽やかな変革者に喝采を。