大阪弁で地の文章はかきにくい。
『ぎっこんばったん』
古本屋さん『青空書房』の店主の語り口は、なつかしく
やわらかく、実にみごとである。
古本屋さんは中崎町。すぐ近くやから、映画館や夜店
のことなんか、わがごとのように目にうかぶ。
横町、裏町、路地。街を走る血管はそれぞれに呼ぶ方が
ちごたもんです。そういえば今日8月24日は、町の
あちこちで<地蔵盆>。いまだにこんなにお地蔵さんが
残ってたんかとうれしくなる。
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◆都会は舞台と楽屋に似ている。
芝居がハネると、人っ子ひとり
居なくなる処。 / さかもとけんいち