たまたま天理。
さがし尋ねて参道の蕎麦屋にたどりついたら、
先の4人さんで蕎麦終わり。おお、神にみはなされた。
崇神天皇陵の近くにも蕎麦屋がある。『かおく』。
なかは広々した座敷で、ゆっくり足をのばせる。
人柄の良さがでた蕎麦で、もりに梅おろしの2枚が
すとんと腹におさまった。
このあたり、景行天皇陵もあり空気が清澄で、
風も凛としている。
都会は都会の蕎麦。田舎は田舎の蕎麦。
いづれも、最後は打ち手の人柄。
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◆肛門を最後に嘗めて眼を閉づる
猫の生活をわれは愛する / 小池光