〜〜金愛子さんの投稿 シェア〜〜
先日イタリアで制作した作品を私設美術館 世沙弥に納品しに行ってきました。初めてここに来た時、カラダの芯から震えていつかいつかここで作品が展示出来る作家になりたいと心から感じたことを思い出しました。展示されている作品は美術館で観る、作家として尊敬する本当に素晴らしい作家さんばかり。とりあえず、松谷武判さんの作品の横に私の作品って…。震える。
その為作品を展示するまで不安のような言葉にならない気持ちのまま設営しました。
この作品はVeneziaで様々な気持ちと事柄から衝動的につくった作品で綺麗につくるとか仕上げるとかはやめて、私がつくりたいと思っていた瞬間のいびつさと、不完全さを全てそのままにしようと思った作品です。全然綺麗に仕上がってもいませんし、いつもの作品のスタイルではありません。
しかし私にとって非常に想いの詰まった作品です。それを世沙弥コレクションになることができたこと。これは本当に本当に幸せなことです。
作家としてはまだまだで、本当に一歩ずつですが、一つ一つの作品を大事につくっていきたいと感じています。
ビデオグラファーのNelsonが設営時に撮影に来てくれました。
設営時の映像も記念に。
心が震える瞬間を大事に、そう感じれる瞬間を求めてまた頑張って行きたいと思います。
改めて、この作品の詩を添えて。
道 – strada –
なぜこの道に来たのか。
広い地球のこの道に。
あなたに出逢うために。
あなたに別れを言うために。
私は生きている間にどれだけの
道を歩くことが 出来るだろうか。
たくさんの足跡を想いながら。
-Strada-
Perche sono arrivata a questa strada…
La strada dove sono nel mondo ampio e vario.
Per incontrarti..
O per dirti addio..
Quanti sentieri potrò percorrere della mia vita?
Ripensando alle imprinte…