<遊行一句 −2026> 2026/06/01~06/05

2026/06/05

雨季来りなむ斧一振りの再会 : 加藤郁乎

 

2026/06/04

紫陽花をたったひとつの明かりだとはっきり思うとき退化する : 永井亘

2026/06/03

魂のゼラチン質となる螢 : 鳥居真里子

 

2026/06/02

青空に驟雨を放つ 脱ぎたての憤怒はなんてきれいな自由 : 小野田光

 

2026/06/01

かわくほど道のひろがる立葵 : 鴇田智哉