クレーの高周波はミロと波動が近い

パウル・クレー。京都で展覧会。
神戸では、カンディンスキー。
ふたりはバウハウスで教鞭をとり、
美術理論の運動をすすめた同志。
全く同時期に開催するなら、共通券を発売するとか、
鑑賞アドバイスとして、同時開催アピールの協力広告でも
うったらいいのに。

まずは京都から。
クレーの線描がキンキン高周波で刺激してくる。
ミロにも共通する神経脈がある。
ミロが15歳ぐらい下。
ドイツとバルセロナで微妙に違ってくる。

ピカソも似た世代では?
クレーの2歳下。
近いけどかなり遠い脈。こっちはアンダルシアの血。

塚本邦雄の歌がある。
・パウル・クレー教授は遠き六月に死せり 玉虫の肘はる木乃伊
・雉食へばましてしのばゆ再た娶りあかあかと冬も半裸のピカソ