芦刈。淀川の水辺に秋深まれば。

世沙弥10月は『芦刈流席』。

ここ世沙弥は淀川河畔にあります。
京から大阪、三十石舟の終点八軒家浜からは
さらに河口にむかうあたり。
謡曲『芦刈』の舞台は西淀川の佃あたりというから
ここからは近い。
谷崎潤一郎の『芦刈』ももちろん謡曲をふまえているけれど、
舞台はもっと上流のようです。

琵琶湖、淀川は京、大阪の生命線。
芦の群生が保護されています。

天神祭などの神事で行われる<茅の輪くぐり>の
環っかはこの芦を刈ったものでつくられるとききましたが、
実際はどうなんでしょう。