食句塾、秋の吟行。伊丹へ。
柿衛文庫で西鶴の
『上方が生んだことばの魔術師』を
やっているので、いいタイミングです。
・柿衛の柿渋とみて後退る : 三甫
西鶴さんに興味をもっても、古文書の類や
掛け軸の読めない書をありがたくながめるだけでは
ちょっとテンションがさがってしまうなぁ、というところ。
一晩4千句や2万句、3秒に1句とゆわれても
そこまで数字がぎょおさんになるともう実感から
とおのいてしまいます。それと西鶴さんといえば
やはり好色ものやビジネス書という大阪ならではの
自由奔放な発想と才覚を発揮したところが
誇るべきところでは。
・へちま風そこをゆくのは世之介か : 鯛蔵
伊丹は酒蔵の街。
地震のあと、すっかり整備された新しい街に
うまれかわっています。
白鶴さんの長寿蔵レストランスで
ビールのティスティング4杯780円は
おすすめですよ。
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今後の食句塾
10月26日(水) 季刊誌批評会
11月09日(水) 例会
兼題 : みかん・マラソン