平井千賀子 発見。
富山へ。
ギャラリーNOWの富山(とみやま)さんに
会うのがたのしみ。
最近オープンした『楽翠亭 美術館』。
住まいを美術館にするパターンは多いが、
現代アートで内装から作品まで徹底してるとこが
新鮮。ここのギャラリーも富山さんがコーディネート。
さて、NOWへ。
富山は彫金、硝子、漆などの伝統工芸エリアである。
風土として、美術系の才能がはぐくまれる
要素があるにちがいない。
雑談をしているところへ、たまたまひとりの女性があそびにきた。
「ああちょうどいいわ、ちかちゃん紹介するわ」
まだ全く無名の平井千賀子の繰り広げる世界に
瞬間に魅かれた。
「けものへん」:
青年の下半身が山鳥となって、紅葉する山奥に
すくっと立っている。眼光は燦たる鬱金、
鋭き猛禽の若き王の威厳。
ほかにも幾点か。
世沙弥胎蔵界曼荼羅の構成要素に。
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【タイム食句】
鹿肉を食べた体を出ることば : 広瀬ちえみ
、