山口牧生の石の彫刻

哲学は驚きにはじまる。
といったのはプラトンだったかアリストテレスか。

山口牧生の石の彫刻をみていると、
沈黙からグロテスクな笑いがこぼれてきた。
石とは無生物だったのか、それもとまどってしまう。
石を撫でまわすことで哲学をはじめる。

なんともケッタイな世界の把握の仕方をかんがえさせる。
石とすこし親しくなれた。

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【タイム食首】
バタフライナイフで開ける缶詰の切り口あらき恋ばかりする
: 柳澤美晴