「現代アートは<無>を装って意味ありげにみせている」。
これは、便利。
あたらしい俳句や短歌にとまどったときには、
<ほんまはなにもない>といえばいい。
しかし、それでかたずくようなら、最初っから
こんなもんに興味はもちません。
アートによ文学にせよ、
わからんこっちがもうボケでしもた、
とおもわせるなにかがあるものがあらわれてくる。
俳句、短歌は金がかかわってこないから
まだおだやかにまぁまぁまぁ。
アートの世界は値段が美を値踏みする。
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【タイム食句】
亡きものは亡き姿なりあんかう鍋 : 摂津幸彦