ルネ・ラリックの鮎二匹

骨董市をみるのは疲れる。
見たもん乞食。なんでも欲しなる。

硝子の魚。10smぐらいで精巧なデザイン。
青い背のあたりの淡いせせらぎ色が凛としてる。
まわりはみんな、ガレ、ドーム、ラリックの名前が
はいっているのに、これだけ名無し。

泳いでる二匹を世沙弥に連れ帰る。
夏が近づけば、白い水紋皿に放ってもいいし、
それまでは、箸置きにつかおう。

いろいろしらべてみた。
バカラかな?鱗の削り方がややちがう。
ヌーボーのねばっこさはない。
ラリックのヌーボーとデコにまたがった時期の
職人筋のものでは?
アホですねぇ。

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【タイム食首】
絶対に開かぬ角度で噛み切ったソースの袋のようだ 悲しい
: 中澤系