堆朱の町、村上にいきたい

むかしの家やから、
お盆とかお椀とか
つかわへんもんがいっぱい。

なんというのか、ふつうのひとが
ああそうそう書いているうちにおもいだす、
フリーマーケット好きの俗物の知り合いがおって、
そいつに、やるわ、売ってきてえな、ゆうても
見向きもされない。

菓子皿か、蝶々の図柄が彫ってある五枚組の
塗のお皿があります。
おもいきって、順にほかしてるけど、ちょっと
もったいない、これだけおしぼり皿につかいはじめました。

そしたら、意外にうけがええ。
ある人のとき、
「これ、新潟のついしゅですよ」
はぁ?
あとでネット検索。
『堆朱』。わかりました。
新潟の村上市に伝わる工芸だと判明しました。
はじめて知った地名です。
新潟のまだちょっと北。
いってみたくなりました。

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【タイム食首】
新鮮さ求め見つめる客の目は回転寿司の上流を見る
: 小林功