岡山。天満屋の近く表町。
昔っからのイタリアンのお店が
あるから、とひっぱられて。
パリ、ミラノ、バルセロナの裏通り、
芸術家くずれが毎夜ワインを呷っていても
おかしくないムードが漂う内装。
ランプ、ステンドグラスの調度品の
典雅な遊びっぷり。
しかも、スタッフの雰囲気がおばちゃんムード。
『トライアーノ』の女将さんの魅力が
このまちのレトロイタリアンを育ててきた。
街と人とアートとワイン。
外食文化も時間の熟成が必要ですね。
ここのためだけに岡山にでかける値打ちあり。
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【タイム食首】
蕗煮つめたましひの贄つくる妻、婚姻ののち千一夜経つ
: 塚本邦雄