大きな白磁のオブジェであそぶ

蕗を世沙弥の食材に買おてきました。
1メートルもっと、
なが~い長いみずみずしい緑の繊維。
面白半分にオブジェにさしてみたくなる。

器は白磁の巨大な花弁。
轆轤で高さ50センチ、直径50センチまで、
気高く匂いやかに繊細に。
あやういシルエットが、
蕗の吸いこんだ初夏の雫を
うけとめています。
オブジェ:木野智史『翠雨』

しばらく遊んだあとの蕗は、
料理でたのしんでもらいます。

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【タイム食句】
筍の単純を食ひ終りたり  : 藤田湘子