バンクシーの監督映画を2本。
『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』
『バンクシーの世界お騒がせ人物図鑑』
これだけビッグネームになって、いまだに覆面。
落書きグラフィックのくくりでも
バスキア、キースヘリングとコンセプトの重心ポイントがちがう。
『バスキア』の伝記映画。
『メイプルソープとコレクター』のドキュメント映画。
これらとバンクシー・ドキュメントの違いははっきりしている。
パンクロックと共通の成熟した英国クレイジーインテリジェンスが
底流にある。
落書きグラフィックでは、黒田征太郎。
反社会お騒がせアートでは、チンポム。
明和電機、現代美術二等兵、淀川テクニック。
いまやあらゆる芸術ジャンルに
規範となるものが曖昧どころか消滅地獄。
なんでもありですよ。
っていいながら
フェルメールしか人並んで変。