文楽に限らず、滅ぶものはほろぶにまかせ。

<文楽>の周辺がえらいうるさいことです。

食句塾では季刊誌の批評会でしたが
最後はこの話題に。
食句塾では、文楽マニアが多い。
それもへヴィーな。

文楽協会への税金投入。
これが義太夫、三味線、人形遣いの文化育成援助やのおて
組織の役立たず名目理事の給料になってるだけ。
とすれば、この件で文化保存云々の議論は意味がありません。

橋下さんの芸術介入云々の
かんかんがくがく、けんけんゴーゴーも
それぞれの立ち位置で、真面目半分面白半分、
クールにたのしんではる。
これも大阪人の粋(スイ)なところ。
そら、杉本博司や三谷幸喜がかかわったはる舞台やったら
人寄せにはなりますけど、病原はもうちょっと深いとこまできてますなぁ。

基本のラインをいうと、
いかなる文化であろうと、公的に援助するものではありません。
ほろぶるものは滅ぶ。
もちこたえる価値がない、と時間が判定をくだします。
残るべき文化は必ず人類の叡智が
残すことを選択していきます。