『崖の上のポニョ』でクラゲをおもう

『崖の上のポニョ』

手塚治虫が苦手。
宮崎駿も苦手。

ポニョがクラゲにはいった状態で登場する。
クラゲはメタファーになる素材だなぁ。

ことわるまでもありませんが、
大飯原発の再稼働のときにクラゲの大群がおしよせ
トラぶったことから、平和シンボルにとりあげられたり、
宮崎アニメの先見性をコメントしたり。
そんなあほらしいことをいうつもりははなからありません。

ただただ海岸のクラゲをひろいあつめて
ノーベル賞を獲った下村脩さんのおはなしや、
生物学、哲学、美学、化学、音楽、そして未来学。
あらゆるジャンルにクラゲはリアルな生命体として
あらわれてきます。

ポニョが人間の血をすったので
らせんのDNAに影響して、金魚に手足がはえた。
この部分だけもうちょっとつっこんでほしいかなぁ。