ツイッターのアイコンにしていました。
静かなたたずまい。
ある画廊でひっそりと息をしているのを、 たまたまみつけました。
小品なので、作家さんのお名前もタイトルも すぐにわすれてしまいました。
お気に入りのアイコンですが、 アイコンはいわば私の顔です。
ツイッターで見た方は、これが私だと認識するわけです。
作品そのまんまで、作家さんに断りもなしで、
つかっているのは気がひけるので、 1カ月ほど前に変更しました。
『アートコレクターズ』10月号。
<立体アート×文学>として 前田昌良と小川洋子の対談が掲載されています。
1996年、小川さんの『やさしい訴え』を読んだ前田さんが
その一場面をモチーフに「森に浮かぶ舟」という一連の作品を
制作したことがふたりの出会いです、と語っておられます。
ああ、そうそう。
『森に浮かぶ舟』です。
そう、前田昌良さんでした。
う~~ん、よかった。
もうアイコンに復活することはありませんが、
世沙弥の片隅にひっそりと置いておきましょう。
ドヤ顔のアーティストとは空気がちがいますから。