エディプスコンプレックス映画のしらけ

コッポラの新作『テトロ』。

ブエノスアイレスが舞台。
モノクロ。
もう観る前に、いやがうえにも。

ブエノスアイレス、サンパウロには、
リオのカーニバルの帰りに足をのばした。
雨の裏通りの坂道を歩いた。
悪所はブエノス気分。
もう10年も前のことになるのか。

映画はひどかった。
エディプスコンプレックス。
またしても、の感あり。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『灼熱の魂』も同様ですが、
最後の種あかしとして、父殺し、母子相姦の
神話地獄めぐりをされると、
ああそうでしたか。