河内音頭の渦エネルギー

大阪の古層に位置する河内。
その河内音頭の盆踊りについて、
中沢新一が『大阪アースダイバー』に書いている。
~踊りの輪は渦を巻き、生き物のように
伸縮をくり返しながら、目にみえないなにものかを、
踊りの輪の中に巻き込もうとしている。
(中略)
その踊りの中に不思議なうねりが巻き込まれているのを、
はっきりと見届けることができる。
河内世界の神髄は、まさにこの夏の祭の踊りにある。

うねりのエネルギーをぼんやりと考えていたところに、
彫刻家の植松圭二さんが日経新聞で連載した
「渦巻くかたち十選」に遭遇。
渦巻きイメージが渦巻きはじめました。