植松圭二さんの<螺旋>から

<らせん>
らせんは永遠の動き。
その渦巻くかたちがうみだす
時間と空間の宇宙の法則をテーマにして語るのは
彫刻家の植松圭二さん。

スミッソンのアースワーク作品、
ソルトレイク湖の巨大ならせん形状の突堤。
まさに宇宙との壮大な交感にぞわぞわとするものがあります。
あらためてこの作品をみたとき、
世界中に、また日本のあちこちにある石の古墳ともいえる
<環状列石>が重なってきました。

時間と空間、
人類の生命を超越する霊的な存在との交感儀式。
らせん構造はおもろい、おもろい。

頭にも渦巻き、指先に渦巻き、
うずまき貝、渦潮、らせん階段、環状線、蚊とり線香。

・指紋に指紋かさね会う夜のアリバイは
グルメ倶楽部とメモ帳にあり : 和田大象