大阪の酒蔵、あかんやろ

大阪の『浪花正宗』が純米に醸造アルコール添加の
安い酒を混合していたというニュース。
恥さらし。

世沙弥では、できるだけ近畿圏の酒をだすという
考え方で、能勢の『秋鹿』と近江の『松の司』の二種類を
おいています。

どまんなか大阪がいいので『浪花正宗』をおこうかと
いつも頭のすみにあったんですが、今回の悪い予感が
どこかにあったのか。セーフ。

いまおいている<秋鹿超辛口>は日本酒度+13。
まぁとんでもない方の辛口。
松の司は+5。これもそうとうな辛口タイプです。

秋鹿は次の入荷の原酒タイプもたのしみです。
日本酒はふつうは搾ったあと、アルコール度数を
減らすために水をくわえてあります。
原酒は加水をしていないタイプで、度数は20度になります。
(ふつうの日本酒で15度)

誤解のないように、
加水するから悪いわけではありません。
日本酒に精通している、某割烹のオーナーの方は
懐石料理とあわせるために、酒蔵の特徴をつかんで、
このお酒であれば、あらかじめ一升瓶の段階で
これぐらい加水しておいておく、
というやり方をされています。