コロッケ。
新歌舞伎座公演。
去年につづいて2回目。
ロボ五木ひろしはいよよ研ぎ澄まされて。
兵庫県立美術館でいま<超・大河原邦男展>が開催され
大行列ができている。
ガッチャマン、ガンダム、アニメロボットが
ここまできた40年の道のりをおもえば、
国立劇場で、能、文楽にかわってコロッケ公演に
スタンディングオベーションがみられるのも
もうすぐであっておかしくはない。
生まれる前から牛でした、の瀬川瑛子。
わかっていても、何度みても、ぶっとんでしまう。
しかも、牛のしっぽをふんで衣装変えにつなげるアイデアと
毎回あたらしい笑いの層をかさねて厚くしていっている。
ちあきなおみ、岩崎宏美の女装からスタートして、
北島三郎へ芸能男系のシンボルに乗りうつる
プロセスは森村泰昌のシュミレーションでもあって、
一気に人物の脳髄をわしづかみにする手法は
フランシス・ベーコンの怪異さにつながっていますね。