『痴人の愛』のナオミの晩年をたずねて

・ 谷崎潤一郎『痴人の愛』のヒロイン、
ナオミのモデルとなった女性の晩年。
西日のあたる老朽病室で、昂奮すると
点滴の注射針が内圧でぶっとんで血だらけに。

・ 滝口修造宅にうかがうときに、
時間調整ではいる近所の喫茶店の
オムレツがとびきりうまい。

・ 荒川修作からのアドバイスで、
殺したいほど憎んでいた母と晩年やっと会話ができて、
一日100円のモデルとなってもらった。

・ ヒエログリフのような手帖は、33年間の日記。
細密文字がびっしり。もちろん継続中。
2013・9・22には、たぶん世沙弥のことも。
過去の一冊は、ある美術館に展示されているそうです。