橋本治、デカッ!!
ネット写真で小林秀雄賞授賞式のシーン。
ことしの受章者、山口晃の方がイメージでは、
デカチビ逆転なんだけど。
「ヘンな日本美術史」は日本美術応援団として、
時代の空気にもはまっています。
白描画「枕草子絵詞」がみたくなります。
いままで絵巻は素通りでした。
<白描画で目の快楽に溺れる>の章で、
絵巻の見方の入り口を教えてもらいました。
そういえば、橋本治も
「ひらがな日本美術史」をかいていました。
「日本美術応援団」の 赤瀬川 原平と 山下 裕二。
さらに、
「奇想の系譜」 辻 惟雄。
このときだけは、伊藤若冲、曽我蕭白ブームで
ビッグウェイブがきましたね。
アメリカの抽象表現主義ももうとっくにダメになってる状況ですから、
ちょうどいいタイミングで日本美術に
揺り戻しがきてもいい時期でしょう。
江戸から明治に。
日本は文明開化でなにを得て、なにを失ったんでしょう。